どーも、捌零式です。ハロにちは〜。
「反差別主義の在り方」という文章を書いている最中に、そもそもなぜ自分はそんなことを考えているのかと疑問に思いました。
というのも、「外国人ってなぜ増えたの?増やさなきゃいけないの?」という思いが出てきたからです。
そこで今回は、考えを整理して文章にまとめてみました。
昨今、日本の街のあちこちで外国の人たちを見かけるようになりました。
飲食店、介護施設、工場、観光地――もう、どこにいても珍しい光景ではありません。
でも「なぜ日本は外国人を受け入れなければならないの?」という問いは、まだ多くの人の心の中に残っていると思います。
中には「受け入れなくて良い!むしろ減らさなきゃいけない!」という考えの人もいるかもしれません。
それは単に“人手が足りないから”という話ではなく、
これからの日本社会をどう形づくるかという、もっと大きなテーマに繋がっている課題なんです。
① いま、日本の仕組みが変わりはじめている
皆さんもご存知のとおり、少子高齢化が進み、働く世代が減っています。
人口が減るということは、働く人・支える人が減るということ。
これまでの「日本人だけで社会を回す」前提が、もう現実的ではなくなっています。
だからこそ、「外国人を受け入れるかどうか」ではなく、
「どのように一緒に社会をつくる前提に変えるか」が問われている。
外国人がいることで、日本の当たり前が見直され、
仕組みそのものを新しく考え直すきっかけにもなるのです。
② 「労働力」として見るだけでは、摩擦が生まれる
そもそも外国人を“人手不足の穴埋め”としてだけ見てしまうと、
どうしても「使えるか」「使えないか」という目線になります。
それは差別を生み出す構造にもなりますし、お互いが無駄に疲れてしまう状態です。
大切なのは、外国人を「働く人」ではなく、「共に生きる人」として見ること。
もちろん、外国人が増えても労働人口がまったく増えないのは問題です。
ですが、単純な労働者として見てしまうと「働けないなら国に帰れ」という差別を生み出すことにも繋がります。
あくまで「共に生きる人」という意識が重要になります。
その中で文化や考え方の違いは、衝突の原因ではなく、社会を強くする材料です。
違った価値観が混ざることで、教育や行政、仕事のやり方に“新しい風”が吹く。
社会が少しずつアップデートされていくんです。
少し強い言葉で言うと、「30年間、経済規模・人口・国際競争力などが下がり続けている」状態の日本が、
外国人を締め出し、日本人だけでどうにかしようというのは現実的ではありません。
今この時こそが、日本がどのように進んでいくかの分水嶺であると感じます。
「人口なんて維持する必要ない」という論調も見かけますが、
人口(特に労働人口)が減ると、今維持できているものも維持できなくなります。
都市部だけを残して地方を切り捨てる――そんな未来も、もう目の前です。
③ 日本らしい“受け入れ方”を考える
日本の良さは、「みんな同じ」ではなく、「場を整える力」にあります。
電車が時間どおりに来る。道がきれい。
それは、誰かが見張っているからではなく、
みんなが「この場を大切にしたい」と思っているからです。
だから日本に合った受け入れ方とは、
文化を混ぜることではなく、
「同じルールを共有して安心して暮らせる場」をつくること。
来る人は日本のルールを学び、迎える人は伝える努力をする。
それが、静かでしなやかな日本的な共生のかたちです。
④ 「受け入れが不安」なのは自然なこと
正直なところ、戸惑いや不安を感じるのは当然です。
言葉が通じない、マナーが違う、文化が違う――
日常の小さなズレが積み重なると、ストレスになります。
これは外国人に限った話ではなく、どんなコミュニティでも起こることです。
地域・性別・学歴・年代など、違いがあればすれ違いも生まれます。
でも、それは“拒否すべき問題”ではなく、“仕組みで解決できる課題”です。
言葉のサポートやルールの可視化、地域交流の場づくりなど、
少しの工夫で不安は小さくなります。
感情で押し込めるより、設計で支える。
それが本当の意味での「受け入れる」ことだと思います。
⑤ 捌零式的まとめ
ここまで色々と書いてきましたが、結論としては外国人は既に日本に沢山いるし、
これからの事を考えたら共生していく他に選択しようがないというのが現実だと思います。
日本が外国人を受け入れるのは、
「足りないから」ではなく、
「一緒に未来をつくるため」。共生とは、同じになることじゃない。
それぞれの違いを持ったまま、同じ秩序の中で安心して暮らせること。差別のない社会は、優しさや我慢だけで作られない。
仕組みと心の両方を整えることで初めて実現する。受け入れる勇気よりも、共に考える知恵を持つこと。
それが、これからの日本に必要な“静かな強さ”です。

